年末に、もっとも気になる所と言えば~
台所!ですね。
その中でも、レンジフード、換気扇がダントツです。
毎日の調理にかかせない、レンジフードのお掃除をしましょう。
用意するもの:油汚れ用洗剤、洗剤を塗るハケまたはスポンジ、濡れタオル、乾いたタオル、ドライバー
換気扇に油が溜まると、吸引が十分でなくなり、調理の煙に含まれる油などが、部屋の方へ流れ出します。
特に、キッチンが独立していないオープンキッチンだと、油のべたべたが、リビングの天井付近に溜まったり、壁紙が黒ずんでしまう事もあります。
レンジフード、換気扇には、色々なタイプがあります。
マンションなどでよく見るのは、↓下のような、浅型というものや、中で細い羽根が沢山付いたシロッコファンが回っている、深型というものがあります。
煙の吸引力は、飛行機のプロペラのような、プロペラ型の方がある、と言われています。
浅型レンジフードです。ファンは、羽根が大きく、お掃除はしやすいです。
まず、下にあるガスコンロの上に、古新聞を敷いて、その上に、いらなくなったバスタオルなどを敷きましょう。
こうしておくと、外したネジを落としても、コンロのトッププレートを傷つけたり、ネジを無くす事がありません。
また、汚れた洗剤がたれるのを、吸収してくれます。
フィルターカバーを外します。
浅型レンジフードの場合、ネジ止めになっている事が多いです。
フィルターカバーを外すと、ファンが見えます。
フィルターカバーの、フィルターを押さえている金具を外します。
我が家では、このようにフィルターに不織布のフィルターをかけて、フィルターの汚れを防いでいます。これが、あると無いとでは、お手入れの手間が、格段に違います。
レンジフードのカバーを外します。
手前に2つのネジがあり、ゆるめると外れるようになっています。
奥の壁側にフックがあり、カバーが引っ掛けてあるので、イキナリ外れて落ちる、という事はありません。
シロッコファンを外します。真ん中の大き目のネジを右に回すと外れます。
通常のネジは、左に回しますが、換気扇類は、扇風機と同じ、逆に回します。
ネジにも、矢印が書いてあります。
外してみると、意外と大きいのが分かります。油は、それほど溜まっていませんが、汚れています。
電球ケースの電球を外します。これも、油で汚れている事が多いです。
ファンを取り去った、本体内部。真ん中にモーター。
四角く見えているのが、シャッター。
シャッターを開けると、排気ダクトが見えます。
シャッターの周辺に油がこびり付くと、シャッターの開閉がスムーズにいかなくなります。
シロッコファンは、油汚れ用洗剤(マジックリンなど)で洗います。
お湯を張ったシンク、シンクにいれたゴミ袋などの中に洗剤を溶かし、漬けておいても取れます。
レンジフード本体内部の汚れは、固まった汚れがある場合は、スクレイパーやいらなくなったクオカードなどでこそげとってから、油汚れ用洗剤を付けます。
スプレイヤーを使うと、むせるので、刷毛やブラシで塗っていくと良いです。
塗って、少しの時間おいておきます。
外した本体カバーを洗います。裏も忘れずに。
本体内部に塗った洗剤を拭き取ります。
取れていないようなら、その部分だけ、もう1度洗剤を塗ります。
モーター部分には、洗剤がかからないようにし、モーターも汚れていたら、洗剤をつけたタオルで拭き取ります。
外して洗ったものは、バスタオルの上などに広げておくと、水分がとれます。
こんなに汚れていた電球も・・・
こんなにキレイになりました。
くれぐれも、力を入れすぎて、割ってしまわないようにしましょう。
レンジフード周辺の壁も、一緒にお掃除。そばの吊り戸棚の底面も拭きましょう。
洗ったファンを元通り、セットします。
カバーも戻します。奥のフックに引っ掛けて、ネジを締めます。
フィルターに、不織布のフィルターをかけて、止め金具を取り付けます。
10
本体に、フィルターをセットして、完了~!!
仕上げに、車用のガラスクリーナーを塗っておくと、汚れがつきにくく、落としやすくなります。
セットしたら、運転させて、異音がないか、ガタつきが無いか、確認しましょう。
ファンのセットの仕方が悪いと、異音がしたり、ガタガタと回ったりします。