こういうの、ご家庭にあるの、知ってますか?
ブレーカー、ブレーカーって言ってますけど、正しくは、「分電盤(ぶんでんばん)」と言います。
漏電遮断器や、配線用遮断器を1つにまとめた箱で、洗面室のドア上、廊下、最近のマンションだと、玄関先の収納の中に設置されている事が多くなりました。
このように扉が付いていて、上にあけるタイプや、扉ではなく、カバーだけが付いているもの等があります。
キッチンの近くにあると、カバーだけでなく、内部まで油の汚れが付いたり、ほこりにまみれて真っ黒になっている事があります。
我が家の分電盤は、洗面室のドア上に設置されています。
キッチンの側にあるほど、汚れてはいませんが、それでも上部にはほこりが・・・
今回は、この分電盤の汚れを取りましょう!
用意するもの:濡れタオル、乾いたタオル、住宅用洗剤、メラミンスポンジ
まず、メインブレーカー、その他のブレーカーのスイッチを切ります。
レバーを下に下げてくださいね。
パソコンなどは、予め電源を落としておきましょう。
冷蔵庫・・・は、短時間なので、大丈夫でしょう。早く作業終わらせましょうね♪
↓上の方に、ほこりが見えますか。
分電盤の汚れを気にする方って、そんなにいらっしゃらないかもしれません。
ある意味、掃除箇所の死角かもしれませんね。
分電盤の扉と、本体上部(名称がわかりません)を外します。
左右の四角い凹みを押しながら、持ち上げます。
分電盤により、下側に小さな四角いツメが出ていて、それを押しながら、外すタイプもあります。
扉と、本体上部。
扉は蝶番になっているので、外さない方がよいでしょう。
画像では電源がONになってますが、くれぐれもOFFにしてから、行ってくださいね。
壁に残っている本体のほこりを、取り除きます。
天井とあまり隙間が無い時は、ドライバーなどに固く絞ったタオルをかぶせ、拭きます。
油でベトついた汚れなどの時は、住宅用洗剤をつけて拭きます。
必ず水拭きで、洗剤分が残らないようにしましょう。
分電盤内部にも、ほこりが侵入しています。
外した扉、本体上部は、お風呂などで洗います。
住宅用洗剤をつかって、激落ちくんや、浴室用スポンジなどを使います。
蝶番の部分や、細かい溝の部分は、ブラシを使います。
裏面も静電気で黒ずんでいる事が多いので、丁寧に洗います。
裏側は、特に溝が多いので、ブラシを使いましょう。
洗いあがった扉と、本体上部。
乾いたタオルで拭きます。
蝶番の部分に、潤滑油(55-6など)を付けておきます。
表面に車用のガラスクリーナーを使うと、ほこりが付きにくくなりますよ。
元の通りに取り付けます。
まず上部を引っ掛けて、下をパチンと音がするまではめます。
扉を開けてみて、キチンとついているか、確認しましょう。
スッキリ、キレイになりました。
上部のホコリもありません。