キッチンに限らず、家の中には、収納場所が沢山ありますね。
押し入れだったり、クローゼットだったり、扉があったり、なかったり。
物の出し入れをする場所は、ホコリの侵入も多いし、傷も付き、汚れも付きます。
今回は、そんな収納場所の汚れを落としましょう。
キッチン収納扉、シンク下の収納についている、包丁差し。
濡れた包丁をそのまま差したり、調理中の手で触ったりするので、結構汚れています。
ビス止めしている物が多いですが、中には、ビス止めしてある本体に、カバーをかぶせているタイプなど、色々あります。
基本的に、一体型で成型しているものでない限り、取り付けた物は、外せると考えています。
外してみると、静電気による黒ずみが・・・
包丁差しの裏側も、黒ずみがついています。
メラミンフォームスポンジなどに、薄めた住宅用洗剤か、中性の食器洗い洗剤を付けて、洗います。
水拭きのあと、カラ拭きをします。
蝶番の部分も、細いドライバーにタオルをかぶせて、拭きます。
金具の上も忘れずに。結構ほこりが溜まっています。
包丁差しも、メラミンフォームスポンジや洗剤を使い、洗います。
プラスチック製品に、メラミンフォームスポンジを使う場合は、あまり強く擦ると、表面に細かいキズが付き、かえって汚れやすくなる事がありますので、あまり1ヶ所を強く擦る事は、避けましょう。
包丁差しを元通り取り付けます。
吊り戸棚内部に取り付けられた、水切り棚です。
汚れと、水垢で、ステンレスが曇りがち・・・
ビスを外して、棚から外します。
パイプを固定している、ビスを外します。
枠と、パイプをバラバラにします。枠も随分汚れています。
パイプも、メラミンフォームスポンジに洗剤をつけて磨くと、元通り光ります。
サビなどが出ていたら、鍋磨き用の研磨剤入りのスポンジ(スリーエムなどから出ています)で磨くと、きれいになります。
その他の棚板も外して、洗います。
洗ったら、水ですすぎ、カラ拭きを。
お風呂場などに、まとめて運んで、一気に洗っても良いでしょう。
外せない棚は、タオルやメラミンフォームスポンジを使って、汚れを落とします。
やはり、水拭き、カラ拭きで仕上げます。
最後にカラ拭きをしておくと、濡れているうちに、再度汚れが付く事を防ぎます。
水切り棚を、元通り取り付けます。
引き出しは、全て引き出して、洗ってしまうほうが、きれいになります。
ストッパーにいろんなタイプがあります。
↑これは、単純に引っ張り出す時に、少し持ち上げるようにして、ローラーを乗り越えさせます。
引き出しのストッパーには、色々なタイプがあります。
引き出しの方にでっぱりがあり、そこに収納本体側のストッパーが引っかかるようになっていて、そのストッパーの向きを逆にすると、引き出しが外せるタイプ、収納本体に“べろ”が出ていて、引き出しの下部が、それに引っかかり落下防止になっていて、引き出しを取り外す為には、その“べろ”を、下の収納側から手で引き下げるタイプ、などなど。
引き出しは、中だけでなく、底、外側側面、パッキン部分なども、洗っておきましょう。
こんなストッパーで押さえられているタイプもあります。
ストッパーをグルッと回転させて、引き出しを抜き取ります。
収納に限らず、トイレのドア、室内ドア、家具の表面など、洗剤や水など濡れた物で拭いた後は、必ずカラ拭きをしましょう。
その際に、車用のガラスクリーナーを使うと、静電気によるホコリの付着を防いだり、手垢などの汚れが付きにくくなり、また汚れが落としやすくなります。
また、扉や引き出し前部の周囲についているパッキンの中も、しっかり汚れを落としておきましょう。
害虫の卵がついている場合が、あります。