浴室の排水口、お掃除してますか?
毎日使う場所ですが、意外と排水口の分解をした事無い方もいらっしゃるんですよね~
何か、ヘンな匂いしませんか?
髪の毛、石鹸カス、体の皮脂・・・それらをほっておくと・・・とんでもない事になってますよ!
気持ち悪~い!とか思わないで、自分の、または家族の出した汚れです。
1度我慢して、分解して、がんばってキレイにしましょう。
あとは、それを維持して行くだけです!
用意するもの:タオル、古ハブラシ、あれば掃除用ブラシ、スポンジ、漂白剤、カビ取り剤、ゴム手袋、ゴミ袋。さらに用心する方は、マスクとゴーグル(メガネでも可)
漂白剤、カビ取り剤を使う場合は、必ずゴム手袋をしましょう。
ぬるぬるした汚れ、溜まった髪の毛を取り除くのにも、ゴム手袋をしていれば、大丈夫です。
万が一素手で触って、ヌルヌルが残ったら、お酢で洗うと、すぐ取れますヨ(^^♪
我が家の排水口は、こんな感じ。床の隅に開いています。
浴槽寄り、中央に開いている場合もあります。
洗面器を乗せる台の下に開いている場合も見られます。
一番上のすのこ状のカバーを外した所です。
ざる状の「ヘアキャッチャー」が見えます。
ここに、髪の毛やゴミが溜まります。
ヘアキャッチャーの周囲の四角いカット部分と、排水口周辺の四角いでっぱりを合わせて、取り除きます。
真ん中のつまみを持って、回転させます。
ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛、ゴミは、ゴミ袋へ。
ヘアキャッチャーを取り除くと、見えるもの。「封水筒」「トラップ」などと言います。
これも、左右どちらかに回して、凹み部分と、出っ張り部分を合わせると、上に引き出せます。
封水筒を外したら、これが最終的な、排水口の姿。
あとは、外せるものは、ありませんが、設備によっては、浴槽からの排水を合流させる排水口が空いていて、そこに“フタ”があったりします。
外したものは、漂白剤(キッチン用で結構ですよ。)または、カビ取り剤に漬けておきます。
水より、お湯(熱湯でなくても良い)に漬けると、早く効果が出ます。
漂白剤、カビ取り剤の匂いがニガテな方は、重曹を溶かしたお湯に漬けても良いでしょう。
漬けている間に、排水口内部を洗います。
古ハブラシなどで入り口部分も、丁寧に洗いましょう。
部品を漬ける前に、ここにもカビ取り剤をつけておくと、楽です。
中も洗いましょう。
本体もプラスチックで出来ています。
スポンジや、激落ちくんなどで洗いましょう。
ぬるぬるしていたり、臭くても、我慢。がんばって!
漬けておいた部品も、ハブラシや浴室用ブラシ、スポンジを使って、きれいに洗います。
すのこ状のカバーの細い溝の周囲についた汚れや、裏側も忘れずに。
トラップの裏側にグルッとゴムが付いている事がありますが、ここも汚れがこびりついていますので、ブラシで落としましょう。
洗ったトラップを、本体に元通りに入れます。
入れてから、左右に回して、抜けない位置にします。
ヘアキャッチャーも、元通りにします。
ヘアキャッチャーのお掃除が面倒な方は、この上に、市販の紙製のフィルターを貼るか、排水口用のネットをかけると、良いです。
髪の毛やゴミが溜まったら、そのままポイッ!
買う時は、排水口の直径の大きさを測って買いましょう。
また、周囲が濡れていると、フィルターが貼れないので、乾いた雑巾で水気を拭いてから、貼ってください。
排水口カバーも、戻します。
これで、嫌な匂いも、ぬるぬるも、なくなりましたね。
お風呂の排水口には、こんなタイプもあります。
奥の、真ん中が黒く見える、変わった形のものは、外れます。
ゴムの弁がついていて、汚水の逆流を防ぎます。
手前の取ってのついたざるが、ヘアキャッチャーです。
このタイプは、バリアフリーの浴室に多く見られます。