年末になると、大掃除の時にご依頼があるのが、神棚。
高い所にあり、踏み台に乗って、拭いたりするのは大変。
また、注連縄の交換なども一緒に行ないます。
我が家の神棚は、愛知県のとある小さな神社の神様を祭っています。
神棚を吊れる場所が無いので、冷蔵庫の上にお祭りしています。
目より高い場所で、清潔なところであれば、わざわざ神棚を吊らなくてもよいそうです。
用意するもの 乾いたタオル ハケ
冷蔵庫の上に桐の板を敷き、半紙を敷いています。
まず、お宮や三方、榊立て、徳利、水玉、皿など、すべて下ろします。
台の上をきれいなタオルで拭いて、新しい半紙に取り替えます。
下ろした神具類です。
半紙に、下ろしたお米、塩を空けます。
塩、お神酒は、玄関先に撒きます。台所から水と共に流してしまっても、大丈夫です。
お米は、ご飯を炊く時に一緒に混ぜて食べる他、庭やベランダに撒いて、野鳥のエサにしても、自然に帰るので、良いと思います。
お宮は白木なので、水は厳禁です。
乾いた布で拭くか、柔らかいブラシでホコリを払いましょう。
取り外せるパーツは、外すとやりやすいです。
柔らかいブラシなら、隅々まで払えます。
お神酒、米、塩、水を、元通り備えます。
榊も新しいものに取り替えて、さっぱりした神棚です。
我が家はマンションなので、上の階に人が住んでいます。
神様の上を人が通ってしまうので、ここが一番上ですよ、という印に、「雲」という札を貼っています。
榊やお供え物は、1日と15日に交換しています。
お供え物は、毎日交換、という方もいると思いますが、出来る範囲で続けて、やっていく事が大切だと思います。
我が家の神棚は、簡易なものですが、本格的な神棚の場合、お掃除も大変になるかもしれません。
榊を替える時、お供え物を替えるときなどに、少しずつでもやっておくと、汚れが溜まりません。
特に、台所に近い場合は、油汚れなども付きますので、気をつけましょう。