子供の頃、父と一緒に月に1度は、仏壇の仏具類をすべて出して、お掃除をしていました。
その頃は、仏壇の意味も、掃除の仕方もろくに知りませんでしたけど、身内が亡くなったり
すると、その意味が判ってくるような・・・
身近に亡くなった人を感じながら、そばで生活するという、そんな気持ちでいます。
用意するもの:固く絞った濡れタオル 乾いたタオル ガラス用クロス 仏壇用クリーナー 新聞紙 茶こし ピカール
仏壇の中身を全て出します。
仏壇には、金箔や漆が使われているので、水分は厳禁です。
細かい細工も多いので、園芸用のハケなどでホコリを落としましょう。
拭き取りは、固く絞ったタオルを使い、すぐ乾拭き。
仏具店などで売っている、仏壇用クリーナーも、拭き取った後に、艶が出て良い感じです。
お位牌なども漆を使っていますので、同様に拭く事が出来ます。
お線香立てのお掃除。
燃え残ったお線香などが結構溜まっています。
専用の灰ふるいもありますが、年中使うものでもないので、ここは茶こしで代用。
何年もほうっておいたので、溜まっていますね。
燃え残りを取り除いた灰。ふんわりやわらかくなりました。
お鈴、ろうそく立てなどの仏具を磨きます。
仏具磨きには、ピカールという研磨剤が昔から使われています。
乾いたタオルや、ガラス用クロスにピカールを適量付けて、磨いていきます。
きれいになりました。
元通りにお収めします。
お掃除の後は、お線香をあげましょう。