お部屋のクリーニング、掃除と言うと、アパートやマンションの、いわゆる賃貸物件の入居者がお引越しいて行った後の、現状回復のクリーニングが多いのですが、最近は、お住まいになっているお部屋の、水回りだけでなく、居室も全部お掃除、と言うお問い合わせが増えています。
これも、ハウスクリーニングとか、家事代行などのアウトソーシングが浸透して来ているからなんでしょうか。
お部屋のハウスクリーニング 業者の選び方
水回りだけでなく、窓や床のお掃除、業者によっては、整理整頓、収納アドバイスや、家事代行のメニューまで含める事が出来ます。
依頼する時は、何をして欲しいのか、優先順位をつけていただくのが、良いと思います。
水回りのハウスクリーニングだけでなく、室内の清掃も含む場合、色々なものに触れますから、その辺り女性のスタッフがいるお店が良いかも知れませんね。
洗濯、洗濯物の取り込み、畳んで収納まで依頼する事も可能です。
時間で幾ら、という料金体制の所が多いですね。
家事代行を専門としている会社では、お掃除に特化している訳ではないので、トコトン汚れを落とすというお掃除の仕方ではなく、あくまで時間内にご希望の作業が終了出来るように、時間配分を考えて動きますので、ハウスクリーニング業者が行うような清掃は、期待出来ないです。
もし、初めて家事代行を依頼したいと思い立ち、水回りなどが汚れているようなら、まず、ハウスクリーニングに特化した業者さんに入ってもらい、徹底的に汚れを落としたのち、そのキレイをキープする為に、定期的なお掃除(ハウスキーピング)を依頼する方が、BESTです。
とは言え、家事代行を行っている会社では、ハウスクリーニングも行っている所がほとんですが、ハウスクリーニングメニューは、外部業者が行う、という所も多いです。
最近は、個人経営のハウスクリーニングのお店でも、女性スタッフが行う家事代行をメニューに取り入れている所が多く、地元の個人経営のお店ですと、時間の変更、メニューの変更などにも、柔軟に対応してもらえます。
お部屋のクリーニング 依頼のポイント
先ほども述べたように、
1.まず自分の希望、どこを、どのようにしてもらいたいか、を書き出してみる。
2.家事代行を中心とするなら、家事代行、ハウスキーパーなどで検索して、業者を探す。
地元の個人経営のハウスクリーニング会社も、女性スタッフによる家事代行を行っている所も多いですし、個人経営の場合、時間の変更、メニューの変更など、柔軟に行ってもらえる事が多いです。
その場合、「家事代行 ○○区」など、地域を指定して検索しましょう。
3.見積もりを依頼する。希望を伝え、何時間位で終わる作業か、料金は幾らになるか、相談します。
実際に室内を見てもらい、細かく希望を伝えましょう。
4.大手の家事代行会社の場合、営業の人が見積もりを出す事があり、実際に作業に入る人では無い為、何でもかんでも安請け合いしてしまい、希望と実際の作業内容が、違っているという事も起こりますので、見積もりの検討は、重要です。
お部屋のクリーニング 準備
お客様が準備する事は、通常ありませんが、家事代行を依頼する場合は、契約内容により、清掃道具や洗剤のご用意をお願いする場合もあります。
清掃会社で、セットにして販売、使用した分は、無償で補充する、という所もあります。
もちろん、道具、洗剤を持ち込んで作業する業者もあります。
当店で行う家事代行は、専用機材、道具、洗剤を持ち込み、ハウスクリーニングと同様の仕上がりを目指しています。
と言うのも、ご家庭毎に道具が違うと、パフォーマンスに影響するからです。
掃除機1つを取ってみても、スイッチの位置、吸引力、コードの長さなどが違い、作業に影響するからです。
お部屋のクリーニング 注意点
注意する事は、貴重品類、高価なもの、大切なもの、壊されては困るものなどを、出しっぱなしにしない、という事です。
信頼して来て貰う業者ですが、所詮は他人です。
もし、お客様の思い違いで、別の所にしまった物を、「無い!取られた!」と思う事があったとしたら、作業に入っていたスタッフにとっても、お客様にとっても、とても不愉快な気持ちになるでしょう。
作業に入るスタッフは、お客様の物に手をつけるなんて事はしませんが、作業上どうしても、手を触れなければならない場合もありますし、うっかり壊してしまう事もあるかもしれません。
それが、他人が入る、という事なのです。
ですから、本当に高価な置物はしまっておき、レプリカを飾っている、というお客様もいらっしゃいます。
もちろん、損害賠償保険に入っている業者を選びましょう。
家事代行の時には、エプロンを付けていますが、落ちていたゴミをポケットに入れる、という動作もしないようにしています。
たまたま、その場をご覧になったお客様が、「何を入れたんだろう、何か取ったんだろうか」と思い、たまたま無くなった物があった場合に、「あの時!」なんて、思わないとも限らないからです。
お掃除をする業者、依頼にしたお客様、どちらも信頼関係をしっかり築いた上での、サービスが、家事代行になると思います。