お掃除と共に、好きな「片づけ」ですが、先日こんな本を買いました。

海外でも話題のコンマリさんや、断舎離のやましたひでこさんなど、沢山の方が活躍されていますが、

中でも私が大好きな方が、かたづけ士・小松易さん。

数々の会社の片づけや収納アドバイスを行っている方です。

地元での講演会に参加させていただいたり、少人数での勉強会に参加したり、男性目線の片づけが、新鮮でした。

その小松さんが6ページ書いていらっしゃるので、ネットで注文して、本屋さんで受け取りました。

日本は年末、欧米では春の大掃除。

日本では、新しい年を迎える、その為の準備の掃除、と言う事で、年末に大掃除をするのですが、

私がまだ会社員だった頃、大抵は12月30日まで仕事で、それまでも残業続きで、碌な大掃除が出来ませんでした。

大晦日に一夜飾りにならないよう、なんとか30日にザッとですが、主だった所のお掃除をして、鏡餅を飾ったりするのが精一杯でした。

会社を辞めて、ハウスクリーニングの仕事を始めてみると、やはり年末が繁忙期で、気持ち良く新年を迎える為に、私達に依頼しても綺麗にしたいという方が、こんなにも多いのだと知りました。

それほど、日本は大掃除を大切にしてきたのでしょう。

だけど、海の向こう、欧米では、「スプリング・クリーニング」といい、春になってから大掃除をするとか。

これは、冬の間に暖房を目的に石炭などを利用したことによって、すすなどで汚れた家を大掃除するという、欧米の習慣によるものだそうです。

でも、考えてみたら、寒い年末に、窓を開け放して、冷たい水を使うというのも、かなり大変な事ですよね。

レンジフードや、ガスコンロ周りの油の汚れなどは、気温の上がる春から夏の方が、汚れが緩み、お掃除しやすいのも確かです。

そんな日本も、ここ数年は、無理に年末に大掃除するより、年が明けて、私達の繁忙期が過ぎた頃、ゆっくりお願いします、というお客様も増えてきています。

忙しい時期に、無理矢理日程を繰り合わせて行うより、空いた日程で丁寧にお掃除して欲しい、という風に考える方がいらっしゃるのです。

日本の習慣も、少しずつ時代と共に、変わってきているんですね。